本文へ移動

ESV試験

ESV試験とは?

FIPS 140-3では、ベンダー(認証希望者)に全ての承認されたセキュリティ機能に対して、認証証明書を提供することを求められています。しかし、エントロピー源には、規格に明確なアルゴリズムが規定されていません。そのため、暗号アルゴリズムの正確な実装を試験するCAVPとは別に、 エントロピー源の認証制度として、 2022年4月よりESV試験が開始されました。
  • ESV試験はCMVPの一部ではありますが、エントロピー源に対して独立したESV試験を実施し、認証を取得することが可能です。
  • CMVPと同じく、NISTとCCCSのジョイントプログラムです。
  • CMVP認証のように北米政府調達の条件を満たすものではありませんが、ESV認証を取得した実装として製品をプロモーションしたり、特定業界での採用がESV取得を必須要件とする場合に役立ちます。
  • 評価実績」ページに「ESV試験実績」を追加しました。
  • すべてのESV認証書は、こちらから確認することができます。

ESV試験の手続きと準備

ESV試験の実施手続きには以下のような項目が必要となります。
 ①申込書の提出
 ②サンプル/文書の準備
 ③サンプル/文書の提出と試験実施
 ④認証申請
 ⑤認証レビュー
 ⑥認証
  • 初めてESV試験、CMVP試験を行うベンダー様におきましては、弊社が実施している各種のFIPS 140-3 ワークショップ(有償)を受講することをお勧めしています。ワークショップでは、上記の①~⑥についての講義も行っております。

お問い合わせ
評価又は試験のご依頼、ご質問、ご相談のお問い合せは、お問い合せフォームに必須事項をご入力してご連絡下さい。

TOPへ戻る